皆さんは、どんな時に人生は美しいと感じますか?
私は、大好きな人と笑い転げている時。
大自然の中に身を置いている時。
何か一つ壁を超えられた時。
美しいFashionを身につけた時。
様々な瞬間に、感じることができますが、
中でも、胸が高鳴る瞬間が
時を超えて残る、美しい建築の中に自分自身が入り込んだ時です。
今、東京では、私の大好きな建築家2人の展示がおこなわれています。
1人はフィンランドの🇫🇮建築家アルヴァ・アアルト。
インテリアデザイナーの勉強をした時に、パイミオチェアに出会い、そこから彼の作品にのめり込みました。
共に人生を過ごしたい家具を数多く残してくれた、愛しの人です。
東京ステーションギャラリーで4/14まで開催しております。
私はもう一度見に行くと思います。
彼の作品に込めたメッセージや優しさ、美学を、吸収するために。
そして、泣く子も黙るル・コルビジェ様
彼が残した作品の一つである西洋美術館で見るコルビジェ展は、また格別なものです
ピュスリム時代と言われる、彼が建築家になるまでの、美術、建築に対しての新しい時代を作るための活動をしている時代からが紹介されている、とても素晴らしい内容でした。
作品もさることながら、
空間と展示。
全てのレイヤードが作り出す、
光と影、陰と陽、直線と曲線は、
建物を様々な角度から見ているだけで幸せな気持ちにしてくれます。
芸術家の活動は、
どこか挑発的で荒々しい印象のものが多い中で、コルビジェは、何か孤高の品格と
凛とした気高い感じがして。
合っている、合っていない。とか、
正しい。正しくない。
なんて議論を寄せ付けない美しいオーラを放っていて、
なんて贅沢な時間なんだろうと、
彼自身は様々な葛藤が少なからずあったと思うのですが、
私は、晴れ晴れした、幸せな気持ちになりました。
こういう潔さ。シンプルさ。気高さ。
とっても好きです。
子供の頃から、新聞に挟まっている住宅販売のチラシの図面を見て、外観の雰囲気と、家具の配置を想像するのが大好きだった私。
こんな立体を目の前にしたら、妄想が止まりません(笑)
デザインやアートが好きな人にぜひ見ていただきたい展示です。
今の世の中に足りていないモノ・コトを彼らが時を超えて教えてくれていると思います。
もしお時間ありましたら、
東京ステーションギャラリーと、上野の西洋美術館へ足を運んでみてください♡
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